◆ドローン輸送パートナーであるSRSコネクト株式会社さまより、「革新的な獣害対策資材輸送の大規模実証」の取り組みがリリースされました
◆当社グループによる「ドローン荷上げ実証事業」動画
「ドローンが切り拓く林業の未来 – 革新的な獣害対策資材輸送の実証実験に成功」
SRS Connect(野田有美社長、大阪市中央区)は、林業界に革命をもたらす可能性を秘めた画期的な実証実験を敢行した。3月3日から10日にかけて、バイオマスパワーテクノロジーズ(北角強社長兼CEO、三重県松阪市)、玉木材(同社長、奈良県五條市)との協力のもと、獣害対策資材のドローン輸送実験を行い、林業の未来に新たな光を投げかけた。
紀伊半島の山々では、鹿による深刻な食害被害が続出し、植林しても育たないという悪循環に陥っていた。この被害から森を守るため、防獣対策資材の設置が不可欠だが、支柱や網など重量物の人力輸送は困難を極め、特に急斜面での作業は危険度が高く、多額のコストを強いられていた。
この難題に挑むべく、ドローン事業者と林業事業者が知恵を結集。ハイテク機器を活用した「新しい林業」の構築を目指し、奈良県五條市の山間部で実証実験を実施した。輸送時間、機体の安定性、発着陸の安全性など、貴重なデータを収集することに成功している。
今回の実験で使用されたのは、世界シェア70%を誇るDJI社の最新鋭物流ドローン「DJI FlyCart 30」。その驚異的な最大積載量40kgを活かし、急勾配の山林で1日あたり50回、実験期間中に300回を超える大規模な荷上げを計画。この規模は「全国的に他に類を見ない」という、まさに林業の未来を左右する壮大な取り組みとなった。
現場からは早くも「荷物を背負う場合に比べ、格段に楽になると思う」という歓喜の声が上がっており、林業従事者の負担軽減、働き方改革、労働環境改善への期待が高まっている。
この革新的な取り組みは、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の支援事業「紀伊半島エリア各地でのセンダン・ヤナギ類・ナラ類・カシ類等の育苗~植林~搬出実証」の一環として実施された。バイオマス燃料による発電事業や森林再生に取り組むバイオマスパワーテクノロジーズが中心となり、今後はこの実験で得られたデータを詳細に分析。新たな手法や技術開発へとつなげ、低迷する林業の再生に挑戦していく。
ドローンがもたらす可能性は無限大だ。安全性向上、コスト削減、そして働き方改革――。
山の守り人たちの挑戦が、いま始まったのである。
EF Polymer株式会社さまから『BPT社との協業で、苗木生産の際にEFポリマーを適用することで苗木品質の安定化および安定供給に向けた実証を開始』につ いてのお知らせがリリースされました
バイオマスパワーテクノロジーズ株式会社との協業で、苗木生産の際にEFポリマーを適用することで苗木品質の安定化および安定供給に向けた実証を開始します
この度、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)が進める「NEDOエネルギーの森実証事業」として採択された「紀伊半島エリア各地でのセンダン・ヤナギ類・ナラ類・カシ類等の育苗~植林~搬出実証」を実施するバイオマスパワーテクノロジーズ株式会社との協業で、苗木生産においてEFポリマーを適用した実証をスタートしました。苗木生産でEFポリマーを施用することで、苗木品質の安定化や安定供給を目指します。
なお、林業分野においてEFポリマーが使用されるのは初めての事例となります。本事業に関して詳しくは以下のプレスリリースをご一読ください。
プレスリリース(外部サイト):
林業広報誌 三重の林業 2024年7月号『このひとに聞く』に、当社グループの林業事業を全体統括する、林業事業部 福井部長の記事が掲載されました! いなべ市の地域活性企業人としても活躍する福井部長が、企業と行政の双方から荒廃森林の整備と森林の活用に取り組む様子を取材していただきました!
”週末ハンター”必見!
”猟師の悩み”と”日本林業の獣害問題”を解決!
ソロキャンパー向けの林地シェアリングサービスを手掛ける「ヤマカス」が、このたび、獣害に悩む山をハンターに貸し出せる山林シェアリングサービス 「カリノバ」をサービス開始しました。サービス開始に伴い、当社グループ会社の株式会社玉木材が所有管理している五條林地も「ヤマカス」「カリノバ」にエントリーさせていただいております!
このたび、当社グループ森林事業の取り組みをPRTIMESさんに配信しました。
私たちは経営理念として、森林業は、建設用資材や紙パルプ・バイオマス燃料となる木材を単に生産するだけの産業ではなく、人類の生存にとって必要不可欠な「水と空気と国土を守り、生物多様性を保全する『生命維持産業』である」と考えています。
当実証事業の推進を通じて、林業の成長産業化、2050カーボンニュートラル実現、サーキュラーエコノミー推進の一翼を担うべく鋭意取り組んでまいります。
紀伊半島エリア各地でのセンダン・ヤナギ類・ナラ類・カシ類等の育苗~植林~搬出実証本格開始
~エネルギー事業と林業事業を融合させ、地域内で富を循環させる「エネルギーの森構想」の実現を目指して~
バイオマスパワーテクノロジーズ株式会社
また、本事業においては、テレビ東京「NEXTユニコーン」の栄えある第1弾に取り上げられた、インド・沖縄発の次世代スーパースター、ナラヤン・ラル・ガルジャールCEOが率いる「EFポリマー株式会社」さまと連携し、EFポリマーの林業分野への適用について、世界で初めての実証試験を進めています。
これは、オレンジの皮から生まれた超吸水性エコフレンドリー・ポリマーを苗木生産に適用していくことで、苗木生育を促し、苗木品質の安定化、安定供給に繋げることを目指しています。
加えて、植林・育林現場でも適用し、早生樹の初期成長を促し、灌水間隔の低減や下刈り回数の削減、ひいては育林コスト削減につなげるべく実証をおこなってまいります。
林業専門求人サイトRINDOに、当社グループの森林業=生命維持産業を担う株式会社玉木材の求人情報をリリースいたしました。
環境配慮型低炭素コンクリート、大阪万博パビリオンで採用 大阪湾の海水使用:朝日新聞デジタル
本プロジェクトには、当社グループが運営する木質バイオマス発電所焼却灰をアップサイクルし、環境配慮型建設用資材として研究開発したCO2吸収骨材(製品名:Carbonel)が採用されています。
また、コンクリート業界の脱炭素実現に向けて、当Carbonelが紹介されています。
https://www.bannai-cement.co.jp/sustainability.html
当社グループは、我が国のグリーン成長戦略の一翼を担うべく、当社事業ミッションである「SDGs × ESG時代に相応しい新たな林業・エネルギー事業」の構築・実現を通じて、地域経済活性化に貢献し、資源循環型経済の構築に寄与する林業イノベーション型地方創生エネルギー事業を展開してまいります。
~京阪奈+三重 需要地と供給地の事業連携による新しい地方創生型SDGs林業への挑戦~
バイオマスパワーテクノロジーズ株式会社(代表取締役:北角 強)は、林野庁が進める【「新しい林業」に向けた林業経営育成対策のうち経営モデル実証事業】(以下「新しい林業」実証)に、令和4年度・5年度に続き令和6年度も採択を受けました。6月より令和6年度の「新しい林業」実証事業を開始し、過去2年間に植栽したセンダン等の生育状況を定期的に計測・比較検証すると共に、新たな取組としてドローンを活用した造林後の生育状況・獣害対策の状況把握、広葉樹のエネルギー用途以外の用材としての活用可能性検討等を行う計画です。
2024.07 このたび、バイオマスパワーテクノロジーズ株式会社は、経済産業省「令和4年度補正 スマート保安導入支援事業費補助金」を活用し、株式会社BM エコモ(以下、「BM エコモ」という。)と共同製作したバイオマス発電所運転支援システム「BMecomo」に蓄積されたデータを、大規模言語モデル(LLM)で利活用する保安支援機能「BM‒GPT」を構築・サービスインしましたことをお知らせいたします。
木質バイオマス発電所のオペレーションの革新!導入によりトラブル情報の検索時間が最大125分短縮!木質バイオマス発電所の運営効率を向上させる運転保安支援システムがサービスイン!