『シン・バイオマス®』商標登録(特許庁登録第6700037号)のお知らせ
当社グループのバイオマスパワーテクノロジーズ株式会社が考案した『シン・バイオマス®』が、このたび商標登録(特許庁登録第6700037号)されましたので、お知らせいたします。
◆YouTube|バイオマス燃料供給の新しい形=シン・バイオマス®︎構想の御提案
◆シン・バイオマス®︎とは
事業者から回収した木質系・プラスチック系廃棄物を発電所で燃料使用し、事業者さまにグリーン電力として循環させる新たな仕組み、【インターナルカーボンサーキュレーションシステム】が環境意識の高い事業者さまに、いま注目されはじめています。
このインターナルカーボンサーキュレーションシステムは、 SDGs・ESGの観点から、廃棄物の削減に貢献するソーシャルグッドな仕組みであり、従来型の廃棄物を廃棄物として処理する方法ではなく、有価物すなわち製造業由来の生産副産物として買取り、エネルギー資源として利用するものです。私たちはこれを令和時代における新しい燃料コンセプト、【シン・バイオマス®︎】(※)として再定義いたしました。
(※) 2023/05/22付け特許庁登録第6700037号
具体的には、一口にバイオマスと言っても様々あり、従来型の木質系燃料に加えて、長らく廃棄処分されてきた製造業由来廃棄物の生産副産物、例えば、キノコやシメジ・マイタケの廃菌床(使用済み培地)、清涼飲料水の茶滓やコーヒー粕、製材端材・建材用木枠や梱包材・木製パレット、ペーパースラッジ・不織布コットン、放置竹・災害木や剪定枝といった純然たるバイオマス燃料と、廃プラや廃ゴム・スポンジ製品などの非化石燃料と最適にブレンドしてハイブリッド使用する新たな燃料ポートフォリオによるコンセプトを【シン・バイオマス®︎】と呼びます。
これは、PKSなどの輸入材利用型大型バイオマス発電事業とは対極に位置付けられるものであり、2050カーボンニュートラル・地域脱炭素実現に向けて、地域循環型資源として本質的に利用されるべきであり、かつソーシャルグッドなバイオマスエネルギー利用の新たなカタチとして、【シン・バイオマス®︎】構想というコンセプトを私たちは推進していきます。